戻る

(雑感)
MKK 中尾高原から焼岳 201210月下旬

  

 焼岳は8月の予定があったが今年の紅葉をねらってこの時期になった。今年は急に冷え込んで、2〜3日前に北アルプス一帯に雪が降ったのでアイゼンが必要かとも思はれるほど季節が急変した。

   29日11時に名古屋→高山→16時中尾温泉 郷の湯着

 素晴らしい紅葉や山の景色に感激 宿は老夫婦(当方と同年輩)2人でのきりもり昔は山に行っていた人なので話があいこんな年で山に行くのかと帰ってくるまで心配をかけることになりました。
 この年になると若かったころと違って、腰や足 特に下りが片足で踏ん張れないことや、体に柔軟性がないので頭と体の行動が一致しないことで絶壁のトラバースが怖い。


登りも心臓や肺や腰にこたえるので地図の倍の時間を要するので焼岳位と思っていても登攀下山予定の12時までに秀綱神社手前で残念ながら撤退。登り4時間半、下り3時間半合計約8時間で宿に着いたらダウン、食欲もなしの状態で80才を目前にすると余程トレーニングをしなければ3000メーターの山は登れないと痛感しました。

 しかし、年をとって悪いことばかりでなく、ウイークデイの山行ができ、山を一人じめでき、道も宿もすいているので山行や高山植物や鳥、若葉や燃えるような紅葉、自然を堪能することができるようになりました。
「富士山はいつ噴火するか?活動期に入った日本列島という講座をとっていますが焼岳も活火山であり、噴火警戒レベルが1だそうです。

中尾高原の紅葉は主に楓かもみじで赤〜黄色、1本の木でも赤から緑まで、からまつどうだんつつじさくらなど、又、山深い冠雪した笠が岳の景観も素晴らしい。

立山登山では一面にチングルマと雄大なスケールの秋の景色に感激しましたが、また違った美しい自然に出会えたのはラッキーの一語です。やはり山は天候が悪いと登った歩いたということになり遭難の危険も増えると思います。それを乗り越える充実感もありますが・・・・。

 最後になりましたが、下山したと同時に雨が降り出してびっくりしたのですが、梶田会長のルートの取り方や、退却の時期など的確な判断に敬意を表します。 今後いつまで元気に山行ができるかわかりませんが、楽しい山行きができるようにがんばりたいと思っています。

(注)参加予定の織田が足の負傷のため、梶田(78才)、村瀬(79才)の老人2人で挑戦した。

                   2012113日 村瀬 幸助